「私に合ったヘアトリートメントを探したい!」と思っても、いざドラッグストアやインターネットで探し始めると沢山種類があり過ぎて、一体全体どれを買えばいいのか良くわかりませんよね。
そして、結局ボトルが可愛い!お手頃価格!なんとなく!の3拍子で買って途中まで使って、また買い替えるという無駄な出費をして、後悔することが多いと思います。
また、ドラッグストアのポップで良く見る「シリコン」「ノンシリコン」「オーガニック」などなどの色んな甘い宣伝文句のホントの意味をよく知らずに、なんとなく雰囲気で買っていませんか?
このページでは、まだ理想のトリートメントに出会えていない女性に向けてヘアトリートメントの知っておくべき基礎知識や、商品の選び方や比較方法までマルっと紹介していきたいと思います。
目次
トリートメント、リンス、コンディショナーの違いとは?
ドラッグストアのヘアケア商品を見渡して、まず目に飛び込んでくるのが、「トリートメント」「ヘアパック」「リンス」「コンディショナー」です。
なんとなく、全部の商品が髪の表面をなめらかにするものなのは分かるのですが、これって違いがあるのでしょうか?
「トリートメント」「ヘアパック」「リンス」「コンディショナー」の意味や違いを分かって商品を購入している人は少ないと思うのですが、実はこの名前の定義にも重要な意味がありますので、説明していきたいと思います。
「リンス」「コンディショナー」の定義
まず、なぜ「リンス」「コンディショナー」を一緒に紹介したかというと、この2つは表現が異なるだけで同じ効果を示す商品です。髪のキューティクル痛みやパサつきを防ぎ、髪をツヤツヤにする物です。髪の表面に対してアプローチする商品です。
「トリートメント」の定義
髪の内部に成分を浸透させて髪の状態を整えるます。髪表面でなく髪内部の傷みやダメージに有効性分を充填して、髪本来の美しさを取り戻すのがその役割です。なお、一般的には「リンス」「コンディショナー」などの髪の表面に対してのケア機能も併せ持っている商品がほとんどです。たまみ目にするヘアパックはトリートメントと同意です。メーカーによって呼び方が分かれているようです。
なお、花王さんのサイト(http://www.kao.com/jp/qa_cate/shampoo_02_02.html)にも詳しく出ているので参考にしてみてください。
結局トリートメント、リンス、コンディショナーのどれを買う方が良いの?
度重なるカラーリングやブリーチ、パーマ、そして長年のUVによる髪の深刻な傷みなどのハイダメージにはトリートメントの使用をおすすめします。髪の内部にも大きなダメージを追っているので、髪の表面だけをケアしても限界があります。しっかり髪の内部からのケアが必要です
トリートメントの購入がおススメのケース
度重なるカラーリングやブリーチ、パーマ、そして長年のUVによる髪の深刻な傷みなどのハイダメージにはトリートメントの使用をおすすめします。髪の内部にも大きなダメージを追っているので、髪の表面だけをケアしても限界があります。しっかり髪の内部からのケアが必要です。
リンス、コンディショナーの購入がおススメのケース
逆に、髪の状態は凄くいいけどもう少し艶感やまとまりが欲しいという方にはリンス、コンディショナーがおススメということになります。髪にダメージが少なく健康な状態であれば、あえてトリートメントで髪の内部を修復する必要がありませんので、髪の表面だけを最低限ケアをしてあげることが重要です。
まとめると
ライトな髪のケアならリンス、コンディショナー、悩みが深くて本気の髪のケアならトリートメントを使用するのが良いでしょう。
シリコンとノンシリコンどっちが良いトリートメント?
まず、シリコンとノンシリコンの優劣を考える前に、そもそもシリコンがどんなものかを知っておく必要がありますね。
シリコンとは
ケイ素にに化学的処置を加えた合成樹脂です。実はシャンプーやトリートメントだけに使われている物質ではなく、知らないうちに身の回りにある多くの物に利用されています。
一例としては、ティッシュペーパーやコンタクトレンズ、電子機器の一部などです。シリコンが熱や光に強く、柔軟性が強い特徴を持つことから、現代社会において非常に重宝されている物質です。
また、摩擦係数が低いため髪のトリートメント剤に使うと、髪のキシミを防ぎ、指通りをスムーズにして、洗いあがりの後も指ざわりが良くする効果があります。ダメージを受けてパサついた髪にも美し艶を出すことができます。
ここまで見るととってもシリコンは有能な物質ですよね。でも何でノンシリコンという言葉やブームが生まれ重宝されたのでしょうか?
ノンシリコンのムーブメントが生まれた経緯
一昨年に健康ブームが持てはやされた結果、化学的に合成された物は、理由もわからず体に良くない!とテレビやニュースで放送された結果、意味のないシリコン不要論の後に、ノンシリコンブームが起きました。そんな都市伝説をいくつか紹介していきますね。
・シリコンが頭皮の痒みの原因になる
→これは嘘です。水で頭皮を洗い流せば頭皮に滞留することはありません。
・シリコンが毛穴に詰まって、抜け毛が増える
→これは嘘です。上記と同じでシリコンの分子量は毛穴に比べて非常に小さい為、水で頭皮を洗い流せば毛穴に詰まったりすることは出来ません。
・シリコンを使うとトリートメントの良い成分が髪に浸透しない
→これは嘘です。サランラップの様に髪の毛を覆うわけではないので、キューティクルの隙間からしっかり良い成分を髪の中心まで吸収させることが可能です。
こう考えると、ノンシリコンのトリートメントを使う意味に疑問が出てきますね。資生堂さんのサイト(http://www.shiseidogroup.jp/rd/topic/silicone.html)でも色々な実験をしたうえで、シリコンに全く害のないことが説明されていますので、参考にしてみてください。
シリコンとノンシリコンどちらを買うべきか?
価格帯 | 安全性 | 指通り | トリートメント力 | |
シリコン | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ノンシリコン | △ | 〇 | △ | △ |
※実際にシリコンとノンシリコンのトリートメントを使った評価。
トリートメントに髪のケアの本質であるトリートメント力を求めているのであれば、シリコンが入ったトリートメントを購入するのが良い選択肢だと思います。もちろん、ノンシリコン商品の全てが悪いという訳ではありません。ノンシリコンだからこそ出来る効果や成分配合、その効能があるのであれば、そちらを選ぶ価値も全然あると思います。
ただ、「シリコンがダメだからノンシリコンの商品を使うべき」という様な売り方をするノンシリコントリートメントの商品には絶対手を出さない方がいいと思いますよ。
オーガニック原料のトリートメントは選ぶべき?
まずオーガニックの定義としては、農薬や化学肥料に頼らず、太陽・水・土地・そこに生物など自然の恵みを生かした農林水産業や加工方法をさします。
自然に優しく、農薬を使っていない商品を使いたい方は迷わずオーガニックの商品を選ぶべきでしょう。
ただ、オーガニックだからといって、商品が優れたりトリートメント力の効果が高くなる訳ではありません。また農薬を使わない分コストが割高になるので、効果以外のところに対して自分がどこまでお金が出せるかで判断して良いと思います。私はお金に余裕があるのであればオーガニックを推奨します。
オーガニック系トリートメントを購入する際の注意
オーガニックトリートメントも配合している成分の全てがオーガニックなのか?という事です。現状日本だと、100種の成分のうち1種でもオーガニック原料が入っているとオーガニック商品といえてしまうので、しっかりとオーガニック派こだわるのであれば、メーカーに問い合わせて、全成分のどこまでをオーガニック原料で作っているのかを確認してから使用することをおすすめします。
ちなみに、いづれは私も環境にやさしいオーガニック派にはなりたいのですが、とりあえず食べ物からですかね。コンビニのお弁用にお世話になりながら、トリートメントやシャンプーだけオーガニックというのも、ちょっとダサいので基本的な生活から改善していきたいと思います。
【管理人イチオシ】
メソケアプラス ボタニカルヘアプロテクション
ブランド | メソケアプラス |
容量 | 200g |
価格 | 3,240円 |
コスパ | 1g当たり約16円 |
全成分
水、水添ナタネ油アルコール、ベヘナミドプロピルジメチルアミン、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、PPG-3カプリリルエーテル、BG、グリセリン、プロパンジオール、イソステアリン酸水添ヒマシ油、PCA-Na、ベタイン、レウコノストック/ダイコン根発酵液、乳酸、ポリクオタニウム-10、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル、イノシトール、塩化Na、ツバキ種子油、コメヌカ油、加水分解エンドウタンパク、エタノール、イザヨイバラエキス、ベニバナ花エキス
使った口コミと評価
シリコン製品の高いトリートメント力と、ノンシリコン製品の安全性という両方のいいとこドリを実現化した植物性シリコンという新しい成分を配合したヘアトリートメント。ノンシリコンでトリートメント力に不満があって、トリートメント力が高いノンシリコン製品を探している人にはもってこいな商品だと思います。ボタニカルオイル配合でツヤツヤになります。女性用スカルプシャンプーで1位のアフロディアソ ナチュラリスシャンプーと同じ頭髪専門病院の医師が監修しているヘアケアブランドから発売されているので安心して使えます。
厳選!市販のおすすめの人気トリートメントランキング
基本的なトリートメントの基礎知識や選び方、比較方法などをマスターしたところで、市販のおすすめの人気トリートメントランキングを発表していきたいと思います。
ランキング1位 ナチュラルハート ヘアエンドルフィン トリートメント
ブランド | ナチュラルハート |
容量 | 250g |
価格 | 4,104円 |
コスパ | 1g当たり約16円 |
全成分
成分:水・ジメチコン・BG・オレス-2・セタノール・シクロペンタシロキサン・セトリモニウムクロリド・ベヘントリモニウムクロリド・ポリブチレングリコール-3PEG/PPG-8/5グリセリン・アモジメチコン・オクチルドデカノール・エタノール・テトラオレイン酸ソルベス-60・イソプロパノール・ステアリン酸グリセリル・加水分解ケラチン・ベヘントリモニウムメトサルフェート・(加水分解シルク/PG-プロピルメチルシランジオール)クロスポリマー・ケラチン・セラミド2・ココイルアミノ酸Na・アスパラギン酸K・アスパラギン酸Mg・サルコシン・イソアルキル(C10-40)アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェート・ステアロイル乳酸Na・グアイアズレンスルホン酸Na・ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10・ベヘニルアルコール・乳酸・香料・メチルパラベン・プロピルパラベン・PG・DPG
使った口コミと評価
美容室で最初購入してから、その後はAMAZONでリピート。パーマーとカラーで毛先がゴワゴワでもとにかくまとまって、サラサラになる。マリン系の香りなので良くも悪くも好き嫌いなく誰でも抵抗なく使える感じがまた良い。しかも使えば使うほどしっとりするので、一度ハマると中々手放せないトリートメント
ランキング2位 ケラスターゼ スターゼ RE ソワンドフォルスN トリートメント
ブランド | ケラスターゼ |
容量 | 1000g |
価格 | 5,288円 |
コスパ | 1g当たり約5円 |
全成分
水、ベヘントリモニウムクロリド、セテアリルアルコール、PEG-180、セチルエステルズ、イソノナン酸イソノニル、パーム油、メチルパラベン、ヒドロキシエチルセルロース、オレアミドオクタデカンジオール、BHT、ブチルフェニルメチルプロパナール、アミルケイヒアルデヒド、クエン酸、クロルヘキシジン2HCI、ヘキシルシンナマル、リナロール、ベンジルアルコール、サリチル酸ベンジル、黄4、青1、香料
使った口コミと評価
美容室のトリートメントの定番品。とにかくコスパが最高!質も高いのに残量を気にせずガンガン使えます。いわゆる高級トリートメントだと、ちょっとしか入っていないと、もったいなくて、ちまちま使って結局毛先までしっかりトリートメントできない。。。なんてありますよね。それを気にせず、たっぷり心ゆくまで使えるトリートメント。トリートメント力にも定評があるので、安かろう悪かろうじゃないからお勧めできる一品。
ランキング3位 ミルボン ノイドゥーエ ウィローリュクストリートメント
ブランド | ミルボン ディーセス ノイ ドゥーエ ウィローリュクス |
容量 | 500g |
価格 | 5,443円 |
コスパ | 1g当たり約11円 |
全成分
水・セタノール・ステアリトルリモニウムプロミド・マカデミアナッツ油・ステアリルアルコール・アモジメチコン・イソプロパノール・加水分解ココイルアルギニンエチルPCA・クオタニウム-33・ジココジモ二ウムクロリド・ステアルトリモ二ウムクロリド・BG・グリセリン・エタノール・エチドロン酸・フェノキシエタノール・香料
使った口コミと評価
柔らかくて伸びが良く、すすぎ時もするする滑るくらい浸透力が高いです。硬い髪も柔らかくしなやかになります。ドライ後はさらさらという感じではなくしっとり潤いとまとまりがあり重めの仕上がりです。ブランドのミルボンには髪の悩みに合わせた色々なトリートメントのラインナップがあるので、色々試してみるのも良いかも。
ランキング4位 ラックス スーパーリッチシャイン ダメージリペア リッチ補修 トリートメント
ブランド | ラックス |
容量 | 180g |
価格 | 618円 |
コスパ | 1g当たり約3円 |
全成分
水、ステアリルアルコール、ジメチコン、グリセリン、ベヘントリモニウムクロリド、DPG、ステアルトリモニウムクロリド、セトリモニウムクロリド、アルガニアスピノサ核油、ミネラルオイル、アモジメチコン、アルギニン、グルタミン酸、リシンHCl、トリカプリリン、リン酸、(C12ー14)sーパレスー7、(C12ー14)sーパレスー5、トリデセスー12、EDTAー2Na、フェノキシエタノール、安息香酸Na、メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン、香料、黄4、赤227、青1
使った口コミと評価
こってりとしたテクスチャーで洗い上がりは多少油分が残る感じがしますが、滑らかさが得られます。欲も悪くも市販品として手軽に手に入るラックスですが、その中でも少量でもシャンプー後キシキシした髪の毛をサラサラに整えてくれる1000円以内の超コスパの良いトリートメントとして紹介しました。ラックスを侮るなかれ!冬場の静電気対策にも良い。
まとめ
厳選した市販のおすすめの人気トリートメントランキングは如何だったでしょうか?参考になりましたか?ランキングを見て「あーあれね!」「これ知らない」と色々な感想があったと思いますが、まず大事な事はシリコンやノンシリコンなど嘘の市場の情報に踊らされて、流行りで何となく売れてるトリートメントに手を出さないことです。髪のことを考えてトリートメントを選ぶなら、ある程度商品の特徴や強みを理解して買わないと後悔することが多いです。そして実際にサンプル品でも良いので使ってみる事ですね。最後はやっぱり自分の髪質とトリートメントの合う合わないはどうしてもありますからね。